『なぜカノジョは原価100円の化粧品を1万円で買ってしまうのか?』を読んで感じたこと
ブラック心理というか、マーケティングの本です。
ざっくり読んでみました。
興味深ったのが「原料費10円以下の化粧品が1万円以上で売れる仕組み「共同幻想」という項です。
化粧品の原価率は1%程度のものがゴロゴロある。「化粧品の原価は激安!」といった話題はマスメディアでもタブーだからです。膨大な広告費を使ってくれる化粧品会社という上得意客を怒らせたら広告をだしてくれなくなります。
私が以前出版社で働いていた時(かなり昔の時代の話ですが)、某雑誌の資◯堂1ページの広告費は100万でしたが、4割引きにディスカウントさせらてました。
いつも安定的に広告を出してくれるお得意様なので、ほぼ相手のいいなりだったのを思い出しました。
もちろん内容物が10円しなくてもおしゃれな容器代が20~150円ぐらいしたり美しい光沢コーティングの紙製の箱代が10~100円前後したりします。
原料代が数円でも、高級化粧品に見せるためのパッケージ代も含めると、下手をすると製品原価は100円~200円ぐらいになりかねません。
しかし、原価100円でも1万円で売れば原価率は1%になります。
ホントかな~?
原価100円のものを1万円で売るってめっちゃ怖い話やん!
女性誌の「コスメをどんどん紹介するけど、じゃどれが効くの?」という質問に!?
でも女性誌のコスメ特集で、「いろんな商品を紹介するけど、じゃいったいどれが効くの?」という読者の質問に、有名美容ライターが「このコスメは効くと思って塗ると効く」と言ってて「なんじゃそら?」と思ったことあるなぁ。
コスメって眉唾ものなの?
確かに水に油を加えて、乳化させ、お肌に有効な成分を入れたものが乳液だというのは、以前化粧品メーカーの勉強会でも効きました。
その有効な成分が、最近流行りのフラーレン だったりCoq10だったりするのでしょうね。
そういえば、コラーゲン100%という表記はバスタブの水にコラーゲンを1滴たらすだけでも言えるらしい。
水+コラーゲンだけだから100%なんだって。
だから星の数ほどコスメがあるのか~???
でもやっぱり効くコスメはある!?
といいつつ、やっぱり「これは効く!」と個人的に思うコスメがあるのは事実で。
お友達に勧めたら、「めちゃくちゃよかった~」と翌月から2本ずつ定期購入してくれたりして喜ばれたのも事実で・・・。(ちなみにそのコスメはラメラエッセンスです)
一言いえるとすれば、最近は科学のちからで新しい技術が化粧品業界にも入ってきているということ。
お友達が2本づつ注文しているラメラエッセンスも今までなかった新技術だし。
私がラメラエッセンスと交互(だったり併用だったりして)使っているシグナリフトも医療の再生技術最前線の特別な技術が使われています。
某有名化粧メーカーのエイジングケア化粧品を使った時は、パッケージ開いただけで気分が上がったし、つけた時に感じた芳醇な香りでうっとりしたけど、使い終わってもシワも毛穴もなにも変わらなかったな。
ラメラエッセンスもシグナリフトも、いい香りしないし、つけてる時にうっとりしないけど、使い続けたら「鏡に写った自分を見て」うっとりできるので、私はやっぱり雰囲気より効果をとりたいと思いました。
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